先日、俳優であり、また「多摩川クラブ」を主宰して多摩川の再生活動に取り組み、多摩川の川遊びや生息生物の観察、環境保護活動もされている中本賢さんが、O’s Gardenを訪ねてくださいました。

賢さんは、長年にわたり多摩川の自然を見つめ、記録し、守り続けてこられた方です。

賢さんのたくさんの著書の中から『多摩川ノート／土手の草花』に、サインをいただきました。この著書は、身近な自然に対する深いまなざしと、草花への限りない愛情が込められています。同席したガサガサ好きの弟は、愛読書でもある『ガサガサ探検隊』を持参し、サインをいただいておりました。

そんな賢さんにO’s Gardenをご案内しているとき、タイミングよくニホンアカガエルの子ガエルが飛び跳ねて、それをとても嬉しそうに観察されていました。

地域の絶滅危惧種でもあるニホンアカガエルが、東京郊外の住宅街の庭で静かに命をつないでいる様子を見ていただけたことは、ありがたかったです。

子どもの頃の思い出や自然探求のエピソードなど、話は尽きることなく、思わず身を乗り出して聞き入り、あっという間に時間となりました。

あらためて、賢さんの自然に対する経験値の深さと、専門的な観察・考察力に驚かされました。

お忙しいなか、わざわざお越しくださった賢さんに、心より感謝申し上げます。

多摩川クラブ　http://gasagasa.la.coocan.jp/